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2010.03.24

グラン・トリノ

昨年、とても評判の高かった映画。まだ上映しているところを求めて、少し遠くのミニシアターまで行って見た。この作品は、ベトナム戦争後、アメリカに移住したモンのコミュニティと頑固一徹の白人の異文化接触が一つのテーマだということに興味を持って見に行きました。

モン族というのは、モン・クメールのモンではなく、日本ではミャオ族と呼ばれることの多いタイ・ラオス・中国南部に住む人々(H'monと綴るらしい)のこと。東南アジアの人というと、なんとなく、私たちはベトナム人、ラオス人と国名でひとくくりにしがちだけど、そうではない民族のアイデンティティがある。

お話の方は、まさにクリント・イーストウッドらしい老兵の美学に貫かれているわけだが(ここではあえてストーリーへの論評はしない)、自らの息子や孫よりも、亡き妻が信仰していた教会の神父よりも、いままで毛嫌いしていたアジア人に心安らぐさまなどの描き方がとてもよかった。
隣人の姉弟、英語を一言もしゃべらないおばあちゃん、モンのシャーマンなども魅力的に描かれていました。
モンの食べ物もおいしそうでした。

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